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ようこそ、Voyage d'Étoiles 「秘を詠む」へ
一枚のカードを手に取るとき、あなたはひとつの秘密の扉を開いています。
タロット78枚のカードは、「アルカナ(Arcana)」と呼ばれています。ラテン語で「秘められたもの」を意味する言葉です。
大アルカナ22枚、小アルカナ56枚。その一枚一枚に、何世紀もの時間をかけて人類が見つめてきた、人間の真実が象徴として封じ込められています。
このタロットの世界の根底には、カバラ神秘主義の叡智が流れています。22枚の大アルカナは、生命の樹(セフィロト)を結ぶ小径と対応し、それぞれのカードが魂の旅路の一段階を象徴しています。
愚者が最初の一歩を踏み出し、世界に至るまでの22の道。それは、私たちひとりひとりが人生の中で歩む、成長と変容の道程そのものです。
カードに描かれた寓意は、ただ眺めるだけでは開示されません。象徴とは、読み手の意識が介在して初めて意味が立ち上がるものだからです。顕在化していない願い、無意識の底の感情、自覚されていない心の位相。「秘を詠む」とは、そうした不可視の領域を、象徴体系を通して意識化し、言語化していく術です。
ここでは、大アルカナの象徴とその歴史的変遷。小アルカナの構造が映し出す錬金術的変容の過程。生命の樹との照応体系、そしてその源流にある深層心理学と神話学。それぞれのカードが内包する多層的な意味を、丁寧に紐解いてまいります。
私が見つめてきたこの秘められた世界を、あなたと分かち合えることを、心から楽しみにしています。






すべての混沌の中に宇宙があり、
すべての無秩序の中に秘められた秩序がある
In all chaos there is a cosmos, in all disorder a secret order. — C.G. Jung

象徴の秘めしものは、ただ象徴のみぞ顕す
Quod symbolum tegit, symbolum solum retegit. Maria Lily
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