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ようこそ、Voyage d'Étoiles 「心を詠む」へ。

Psyché(プシュケ)。ギリシャ語で「魂」を意味するこの言葉は、心理学(psychology)の語源であり、ギリシャ・ローマの神話に登場する一人の女性の名でもあります。

プシュケは、愛の神エロスに愛されながらも、その姿を見ることを禁じられていました。暗闇の中で過ごす日々に耐えきれず、彼女は禁を破って灯りを灯します。そのとき楽園は失われ、プシュケは冥界にまで降りていくことになりました。 けれど、その底の底を歩き抜いたとき、彼女は人間を超えた存在として生まれ変わります。

見てはならないものを見る。知ってはならないことを知る。そこから始まる変容の旅路を、古代の人々は「プシュケの物語」として語り継ぎました。

ユングは、意識と無意識を含む心の総体を「Psyche(プシュケ)」と呼びました。古代ギリシャの神話と同じ名を、心理学の根幹に据えたのです。

意識の表層から降りていき、影(シャドウ)と出会い、自分の中の未知と対峙する。ユングが「個性化(individuation)」と名づけたその過程は、プシュケの冥界下降と同じ構造を持っています。光の中にいるだけでは、人は自分自身に出会えない。闇を意識化することによって初めて、魂は覚醒する。

このPsychéのページでは、心の深層に触れるさまざまな入口をご用意しています。神話の中に、錬金術やグノーシスの象徴の中に、一冊の本の中に、あるいは日常のふとした瞬間の中に。入口はそれぞれ異なりますが、いずれも同じ場所へと降りていきます。あなた自身の心の深層、プシュケの領域です。

心を詠むとは、自分の内側に降りていく勇気を持つことです。そこに待っているのは、慰めや美しさばかりではありません。けれど、蝶が蛹の中で一度溶解するように、古い自己が溶解する過程を経なければ、新しい姿は生まれません。プシュケという言葉が「魂」と「蝶」の両方を意味するのは、そのことを古代の人々がすでに知っていたからです。

どうぞ、この心の迷宮を、ご自身のペースで歩いてみてください。私が降りていった場所で視たものを、知ったことを、包み隠さず綴っていきます。

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Cum umbrae nomen datur, umbra fit via.

闇に名を与えるとき、闇ははじめて道となる。

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光の像を思い描くことによってではなく

闇を意識化することによって

人は覚醒する

One does not become enlightened by imagining figures of light, but by making the darkness conscious.— C.G. Jung

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